報告レポート(5)

2011年05月25日

animal01本吉(もとよし)町津谷(つや)保育所
(宮城県気仙沼市本吉町津谷舘岡21)


こちらも高台にあったことで、
津波の被害からはまぬがれたという保育所。
お届け前に電話確認をした最初の保育所でした。
ここは、
未満児の保育をしている
本吉町に1つしかない保育所です。
子育て支援センターも併設しています。
「つみきレター」2箱をプレゼントしました。

海から離れているため、
月イチでやっていた避難訓練も、
「つなみ」の想定だけは
やっていなかったと悔やんでみえました。

それでも、今回の震災では、
海の見えないこの地域まで、
せまってくる津波が
見えたのだそうです。

水道が通ったのも、
つい最近だったそうです。

給食中のところ、
ちょっとお邪魔して、
「つみきレター」をこどもたちに。

「木のにおいがする〜!」
「ほんとだぁ!木のにおいするよ!」
こどもたちも、とっても喜んでくれました。

みんなで
「ありがとーございます!」
と、元気なお礼の言葉をもらいました。

所長先生も、とても丁寧にこどもたちに伝えてくださり、
こどもたちも真剣に聞いてくれました。

代表で受け取ってくれたこどもたちも、
とてもしっかりしていて、びっくりしました。

ここでは、残念ながら、
地震後にご家族と共に保育所を離れた、
1人の子が亡くなったそうです。

地震が起こった時、
所長先生は園を離れており、
地震後すぐに園に車で向かわれたそう。

地震の影響で大きな道路は大渋滞。
「はやく園に戻らねば!」と
通ったことの無いような山道を選び、
園に向かったそうです。

津波が襲ってくる直前の、
直感ともいえる判断だったと。

その直感を信じたかいあって、
津波に襲われずに園に着けたそうです。

一瞬の判断で運命を分けるということが、
実際あるのだと感じました。

所長先生は、飛騨高山に観光に訪れたことがあるそうで、
「そうですか。飛騨から。」と
身近に感じてくださいました。


報告レポート(5)
↑「みてみて!ステキなつみきをもらったよ!」
こどもたちに見せてくれている先生。


報告レポート(5)
↑代表で受け取ってくれた女の子たち。
「ありがとう」とかわいい声で言ってくれました。


報告レポート(5)
↑「先生もいったことがあるんですよ」
「とっても遠いところから来てくださいました!」
とお話ししてくださる所長先生。


報告レポート(5)
↑先生のおはなしを真剣に聞くこどもたち。


報告レポート(5)
↑「ねぇ〜木のにおいするよ〜!」「ほんとだ〜!」
うれしそうに席に戻るこどもたち。


報告レポート(5)
↑こうして写真を見ると、
あの地震の被災地とは想像しがたいです。



〜 つみきレターSTAFF 〜



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Posted by Sparking Holiday 723. at 10:00│Comments(0)つみきレター
 
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